いい奴らから去っていく

 4ヶ月ほど前に、野良だったがうちに居着いていた猫が長期にわたる病気の為亡くなった。茶トラの愛嬌が良いやつだった。

 そして5月の頭に諸事情で子猫を里親に1匹引き取った。やんちゃで賢く、大きくなったらどうなるだろうかと期待していた。車で1時間ほどのところへ引き取りにいき、最初はおぼつかなかった足取りも、すぐに素早い走りへと変わっていった。

 子猫は今、静かに眠っている。ちょっと早いが、大好きだった猫じゃらしを持たせて旅立ってもらう事になってしまった。原因はわかっていないが、何らかの原因で体内に毒が入ってしまったのだろう。2日で急激に体調を崩し、注射や薬の効果もなく、あっという間だった。

 原因としては農薬や除草剤、殺鼠剤、もしくは有毒な草を口にしてしまったなど、色々考えられた。だが最終的に非はこちらにあったとしか言えない。まだ君を外に出すには早く、さらに時期もよくなかったのだ。極論を言えば出さないのが最善手だった。
 草が一番生えるこの時期に、虫もたくさん付くこの時期に、君を少し外に出して楽しく駆け回れるメリットよりも、デメリットの方が圧倒的に多かったのだ。

先立っていった兄や先輩猫に遊んでもらえるよう、よろしく伝えておいた。
たくさんの思い出と少しの涙を残してくれて、君はとても可愛いいたずらっ子だったよ。

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